最近のアメダスグラフとは

最近のアメダスグラフは、一つの観測所について、直近の気温・雨・風・雪などが時間とともにどのように変化したかを確認するためのグラフです。

1時間ごとのアメダス観測データを使い、過去10日間・20日間・30日間から表示期間を選べます。

現在の数値だけでは分からない、「数日前から気温が上がっているか」「雨が何日かにわたって続いているか」「積雪が増えているか」といった最近の推移を見る場合に向いています。

例:東京観測所の気象データの「アメダスグラフ」

基本的な使い方

最近のアメダスグラフは、次の順番で見ると分かりやすくなります。

  1. 調べたい観測所のページを開く
    気象ナビTOPや各ランキングから観測所名を選びます。
  2. 「アメダスグラフ」を確認する
    観測所ページの現在のアメダス状況の下に表示されています。
  3. 調べたい気象項目を選ぶ
    気温、湿度、風速、降水量など、見たい項目をクリックします。
  4. 必要に応じて比較地点を選ぶ
    全国平均や主要な観測地点を同じグラフに追加できます。
  5. 表示期間を選ぶ
    過去10日間・20日間・30日間から選択します。

気象項目、対象地域、表示期間を変更すると、その条件に合わせてグラフが更新されます。

選べる8つの気象項目
項目 グラフに表示する値
気温 各時刻の気温(℃)
湿度 各時刻の湿度(%)
風速 各時刻の風速(m/s)
降水量(1時間) 各時刻の1時間降水量(mm)
日照時間(1時間) 1時間内の日照時間を分単位で表示
降雪量(1時間) 各時刻の1時間降雪量(cm)
積雪量 各時刻の積雪量(cm)
不快指数 各時刻の気温と湿度から算出した不快指数

ページを開いたときは「気温」が選択されています。

過去10日・20日・30日を切り替える

グラフ表示期間は、次の3種類から選べます。

表示期間 向いている見方
過去10日間 直近の細かな変化を確認したい場合。初期表示はこの期間です。
過去20日間 2~3週間程度の気温や雨の流れを見たい場合。
過去30日間 約1か月の変化をまとめて確認したい場合。

短い期間ほど最近の変化を追いやすく、長い期間ほど全体の流れを確認しやすくなります。

全国平均や他の観測地点と比較する

アメダスグラフでは、現在開いている観測所だけでなく、比較用のデータを同じグラフに追加できます。

比較用の選択欄は2つあります。1つ目は初期状態で全国平均が選ばれ、2つ目には必要に応じて主要な観測地点を追加できます。

そのため、現在の観測所を含めて最大3本の線を同じグラフで比較できます。

例えば東京観測所を開いている場合、東京・全国平均・札幌を重ねて、同じ10日間の気温変化を比較するといった使い方ができます。

比較地点の選択肢には、札幌、青森、仙台、宇都宮、東京、横浜、名古屋、大阪、福岡、那覇など、各地域の主要な観測地点が用意されています。

気温グラフの見方

気温グラフでは、1時間ごとの気温変化を確認できます。

昼と夜の気温差だけでなく、数日単位で気温が上昇・低下している様子も確認できます。

全国平均や別の観測地点を追加すると、「この地域だけ特に暑いのか」「全国的に気温が高い期間なのか」といった比較もしやすくなります。

降水量グラフの見方

降水量は、各時刻の1時間降水量を表示します。

そのため、グラフの値は「その日一日の降水量」や「10日間の合計降水量」ではありません。

雨が降った時間帯や、強い雨が集中した時間帯を確認するのに向いています。

最近の10日・30日・60日や月単位で降水量の合計を過去と比較したい場合は、雨と気温の過去比較の見方をご覧ください。

日照時間グラフの見方

日照時間は、「1時間」の観測値を分単位に換算してグラフに表示します。

例えば、その1時間のうち日照が30分観測されていれば、グラフでは30分として表示されます。

値は0~60分の範囲で表示され、晴れて日照が続いた時間帯や、曇りや雨で日照が少なかった時間帯を確認できます。

降雪量と積雪量の違い
項目 見方
降雪量(1時間) その1時間に新たに降った雪の量を確認します。
積雪量 その時刻に地面に積もっている雪の量を確認します。

「いつ強く雪が降ったか」を見る場合は降雪量、「積雪が増えた・減った流れ」を見る場合は積雪量を見ると分かりやすくなります。

不快指数の見方

不快指数は、その時刻の気温と湿度を使って算出しています。

気温だけでは分かりにくい、蒸し暑さの変化を見るための目安として利用できます。

気温または湿度のデータがない時刻は、不快指数も表示できない場合があります。

「データをみる」で1時間ごとの数値を確認する

グラフの下にある「データをみる」を開くと、1時間ごとの観測値を表で確認できます。

表には、次の項目が表示されます。

  • アメダス日時
  • 気温
  • 湿度
  • 風速
  • 風向き
  • 降水量
  • 降雪量
  • 積雪量
  • 日照時間

グラフで変化を確認したあと、特定の時間帯の詳しい値を確認したい場合に利用できます。

現在のアメダスランキングとの違い
機能 向いている調べ方
現在のアメダスランキング 全国の観測所を並べて、現在どこが暑い・寒い・雨が多い・風が強いかを比較する。
最近のアメダスグラフ 一つの観測所を中心に、最近10日・20日・30日の時間変化を見る。

「今、全国でどこが暑いか」を知りたい場合はランキング、「この地域の気温がここ数日どう変わったか」を知りたい場合は最近のアメダスグラフ、と使い分けると分かりやすくなります。

全国ランキングの詳しい使い方は、現在のアメダスランキングの使い方をご覧ください。

年間傾向統計グラフとの違い
グラフ 調べられること
最近のアメダスグラフ 直近10日・20日・30日の実際の1時間ごとの変化。
年間傾向統計グラフ 1976年以降のデータから作った1月~12月の季節傾向。

最近起きた変化を見るのがアメダスグラフ、例年の季節変化を見るのが年間傾向統計グラフです。

データが表示されない場合

観測所によって、観測している気象項目が異なります。

湿度、降雪量、積雪量などを観測していない観測所や、一時的に観測データを取得できない時間帯では、グラフや表に値が表示されない場合があります。

比較地点についても、対象項目のデータがない場合は、その線の一部または全部が表示されないことがあります。

こんな調べ方に使えます
  • ここ数日で気温が上がっているか確認する
  • 昼と夜の気温差を見る
  • 雨が降った時間帯や強く降った時間帯を見る
  • 風が強くなった時間帯を確認する
  • 晴れた時間帯と日照が少なかった時間帯を見る
  • 雪が降った時間と積雪量の変化を見比べる
  • 蒸し暑さが強くなった時間帯を不快指数で確認する
  • 全国平均や他の観測地点と最近の変化を比較する

現在値だけではなく、その前後の流れを確認することで、最近の気象変化をより詳しく見ることができます。

観測所別気象データへ戻る

最近のアメダスグラフは、各観測所の詳細ページ内にあります。

観測所ページ全体の見方については、観測所別気象データの見方をご覧ください。

全国の現在値をランキングで比較したい場合は、現在のアメダスランキングの使い方をご覧ください。

不快指数そのものの計算式や過去データの見方は、不快指数の見方をご覧ください。

例年の季節変化を確認したい場合は、年間傾向統計グラフの見方をご覧ください。

最近の雨や平均気温を過去の同じ時期と比べたい場合は、雨と気温の過去比較の見方をご覧ください。

目的・用語からさらに調べる

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